初めまして。東京都在住の22歳、男性です。今回は私が現在お付き合い空いている方との、出会いのエピソードを話していこうと思います。
私が彼女と知り合ったのはマッチングアプリでした。当時、大学生だった私は理系の大学に通っていました。男女比は男性が7割。女性が3割と少ない比率でした。サークルなどには入っておらず、交流の場とは無縁でした。しかし、周りの友人はサークルなどに入らずとも彼女がいる人が多数でした。どこで出会っているのかと尋ねた所、マッチングアプリで出会ったと回答が返ってきました。
前々から存在は知っていたマッチングアプリですが、正直悪いイメージしかありませんでした。別の目的で利用していたり、金銭問題の話も聞いたことがありました。しかし他にパートナーを見つける手段がなく、勇気を出して登録してみました。
男性は有料なので今思えば、逆にそれがモチベーションの維持に繋がったのではないかと思いました。約3か月マッチングアプリを続けていましたが、有難いことに沢山の女性と話すことが出来ました。そこで私は異性とのコミュニケーションの仕方や自身の良いところを知る良い経験になりました。その後、マッチングアプリを利用して約4カ月ほど経ったある日、現在のパートナーと出会いました。
話し始めたきっかけは趣味が同じだったと在り来たりな理由でした。当時は複数人の異性と連絡を取っていたのですが、気が付けば一人の女性と話すことに夢中になっていました。そこから約2週間ほどSNSでやり取りを行い電話も何度かしました。
そして私の提案により実際に会ってみる事にしました。今まで何人かと会った事はありましたが、今回は私の本命の女性と顔を合わせて話すので、とても緊張していました。そもそも何故、このタイミングで会おうと思ったのかというと理由が2つあります。
1つ目は「他の人に取られたくない」と思ったからです。少し綺麗ごとかもしれませんが、本気で私はそう思っていました。やはりマッチングアプリは圧倒的に男性の割合が多いので、そういった危険性も加味した上での行動でした。
2つ目は「表情がわからない」という部分です。私は「表情が豊か」な女性が好みなので、SNSや通話だと限界がありと感じ、更に相手の事を知りすぎても良くないと思いました。以上2つの理由から私は直接会う提案をさせてもらいました。
初めて会う日の当日、向こうの最寄り駅で集合し夜ご飯を一緒に食べ近くの公園でお酒を飲みながら、様々な話をしていました。くだらない笑い話や趣味の話。将来の話など、ジャンルは問わず色んな話をする事が出来ました。私の勝手な意見ですが、直接会っていい意味で気を使うことなく話せたのはある程度SNSで話をした事が救いだったのかと改めて思いました。
そして楽しい時間はあっという間に過ぎ時間も遅いので、解散するために歩いて駅に向かっていました。そこで私の脳裏にパっと一つの考えがよぎりました。ここで解散したら他の異性と話してしまうのではないのかと思いました。それは嫌な気持ちもありましたが、初めて会ったその日に告白するのは引かれるのではないか?と当時の私は葛藤していました。
しかし、その2つを天秤にかけ今日、告白しようと決心しました。音のない夜の住宅街を歩いているときに私は告白しました。振られたら仕方がない。勇気を出し悪い結果になっても悔いはないと腹をくくっていました。
すると彼女の返事は「OK」でした。その瞬間、私は喜びの気持ちより安心感の方が大きかったです。そこから学生の時間を利用し色んな場所に行ったり色んな物を2人で食べたりと幸せな日常を過ごしています。現在は社会人になり学生時代よりは自由な時間は減ってしまいましたが、私が1人暮らしをしている為、彼女が仕事終わりによく遊びに来ます。
学生時代はお互いが実家暮らしだったので、とても新鮮でした。終電を気にせず遊べたり料理を作ったりと社会人ならではの恋愛を楽しんでいます。今まで大きい喧嘩はなく、喧嘩する前の話し合いで解決するように心掛けています。
金銭面ではお互いの収入は関係なく均等に割り勘しています。現在、幸せな日常を過ごしている私ですが、マッチングアプリを始めた私自身にお礼を言いたいです。結果的に私は最高のパートナーを見つけることが出来ましたが、全ての人がそうとは限りません。
マッチングアプリを使っても上手くいかない友人は何人もいました。しかし行動に移さなければ結果はついてきません。よく「彼女欲しい~」と言っている人を多く見てきましたが、その為に何かしているのか?と聞いてみると何もしていない人がほとんどでした。仕事も例外ではありません。行動しなければ何もかわらないのです。たまたま恋愛が上手くいったからと思われがちですが、もし告白を断られても切り替えて前に進んでいたと思います。とりあえず行動してみる。こういう意識を持つ事がとても大切なのです。これが私の彼女とのエピソードです。