平凡な自分を抜け出したくて、外国人シングルマザーとの出会い

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スナックやキャバクラ等で働いている人への化粧品販売の仕事を、先輩と一緒に飲み歩きながらしていた時の事です。中々商品販売もうまくいかず、先輩と飲む事が目的となっていたその日、お互いにおすすめのお店に行くという日を交互に繰り返していたのですが、その日は自分の番でした。
以前行った事のある若い子が居るクラブに行こうと先輩に声をかけ、お店の入り口まで行ったら満席との事で断られてしまい、仕方なく同じ階にある別のお店に入ってみると、一人しか人が居ませんでした。

「このお店のママなのかな?」と思っていると、「ここ若い子いないから、今ママも居ないから違う所行った方がいいよ~」と言われ、「他は混んでるしここでいいよ、ゆっくりしたい。」と言い、飲む事になりました。

しばらくするとママが帰ってきて、4人で飲んでいました。すると最初からいた女の子が自分に対して、「ご飯の食べ方綺麗だね、綺麗に食べれる人は好きだよ。」と言われ、その時にフィリピン人だという事はわかっていたのですが、外国の人の言い方ってなんていうか直情的な感じでドキドキしていました。

そしてお酒を入れる仕草やお酒の持ってきかた、当時はまだ店内でタバコも吸えたので灰皿の交換の仕方等、とても洗練されているように感じて、「こういう人と付き合えたらいいなぁ」なんて思っていました。

しばらく飲んで日付も変わる頃、ママの妹がお店に入ってきて、モデルのような見た目をしていました。先輩はその妹さんを気に入ったようで、仲良さそうに話していました。最初からいた女の子は、「みんなママの妹が好き、見た目も綺麗だし。」と言っていて、自分としてはなおさらその女の子に惹かれて行きました。

皆お酒も入ってきて、そろそろ帰るかという流れになった時、「あなたは誰が良いの?ママの妹が良いんでしょ?」と言われて、なんだか物凄く魅力的に見えて、フィリピン人の子に「あなたがタイプだよ。」と言い、抱きしめてしまいました。

普段からそんな大胆な事は出来ないのですが、その時は今日この時を逃したらだめだ、と思い行動してしまいました。
その後は何となく照れくさくなってしまい、そのままお会計をして解散という流れになりました。
次の日は朝から仕事で、その次の日も予定があったので、三日後、初めて一人でお酒を飲みにお店に行きました。

あちらも私の事を覚えていてくれたようで、また色々と話す事に。
「SNSであなたの事探していたんだけど見つからなかった。運営にメールしてみたけどダメだった。」と言うのがとてもかわいくて、こちらからも望んで番号交換をしました。

その日はお酒を飲まず、早めにお店を出て、仕事終わりにデートする約束をしました。お酒を飲まなかったのには理由があり、ドライブデートがしたかった為です。
ドライブデートでは田舎という事もあり、夜景の綺麗な山に行きました。そこでとにかく、彼女の今までの大変だった事、色々考えていた事、何故シングルマザーになったのか等、こちらから質問する間もなくずっと話していました。私は話を聞いて相槌を打ち、あまりこちらからしゃべれないなと思っていたのですが、それでも不快に思う事は一切なく、むしろ話を聞いているのが心地いいとさえ思いながら、気づくと4時間程経過しており、楽しい時間は本当に時間が経つのが早いなと思いながら、自宅まで送りました。

夜遅いというのと、小学3年生になる子どもが居る事もあり、家に上がる事はありませんでした。
それから2週間ほどは昼や夜等時間関係なく、色々な所へ出かけました。彼女は免許も更新せずにいた為、車での移動すら久しぶりだったようで、生活に必要な買い物をするスーパーや、カラオケ、レストラン等色々な所に行きました。たった2週間ですが1年分くらいは遊んだんじゃないかと思います。

それからは住んでいた所から荷物を少しずつ運び、小学生の子どもと顔合わせをしながら一緒にご飯を食べたり宿題のやり方を確認したり、一緒にゲームしたりと過ごしました。子どもともすぐに仲良くなれ、周りからは「普通後から来た男の人に余り子どもはなつきにくいのに珍しい」と良く言われ、私の一緒に飲みに行った先輩以外の周りの人からは、「フィリピン人はお金をだまし取るからやめた方がいい、外国人に騙された知り合いが居るから話を聞いてみなさい」と言われ話を聞きましたが、はっきり言って恋愛はその人それぞれだから、自分には全く関係の無い話でした。

一緒に住むようになってフィリピン料理等も食べましたが、酢がきついものだけは苦手でしたが、他はほとんど普通に食べれる物ばかりで、少し太ってしまったくらいです。自分がまさか外国の人と付き合うと思ってもみませんでしたが、好きになれば関係ないな、と思っています。
子どもも学校で私の事を自慢したりしているようで、それに恥じないように頑張らなくちゃ、と思います。

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